カラコン装着時には一般的な目薬よりも適したものを使おう
カラコンを使う際に気になることは色々あるかと思いますが、装着時に使う目薬はどんなものがいいのかということを知りたい方もいるかと思います。まず大前提として、必ずコンタクト用目薬の中から選ぶことが必要になります。一般的な目薬とコンタクト用目薬は目的が違うので、専用のものを使わなければカラコン装着時に気になる症状は改善できな可能性が高いです。カラコン装着時に起こりえる症状としては、目の違和感や痒み、長時間装着することによる乾燥などがあります。一般的な目薬は主に目の充血や疲労に対応する成分が多いため、カラコン装着時の目の悩みに対応できない可能性があります。また、一般的な目薬には防腐剤が入っていることが多く、それがカラコンを傷付けてしまう可能性からも必ずコンタクト専用の目薬を使うことが求められます。ただ、コンタクト専用の目薬であればどれでもよいというわけではなく、入っている成分をよく見る必要があります。例えば、塩酸ナファゾリンなどの血管収縮剤といわれる成分はその名の通り角膜の血管収縮効果があるので、ただでさえカラコン装着で不足しがちな酸素がさらに不足する可能性があります。カラコン装着時以外にもデスクワークなどで目を酷使しているなど、日ごろからスマホやパソコンの画面を見続ける生活をしているような人は要注意です。その他、防腐剤として使用されることが多い塩化ベンザルコニウムやホウ酸などの成分にも注意が必要になります。こうした成分を使用していないもの、あるいは使用していても含有量が低いものから選ぶのがよいでしょう。自分がカラコン装着時に、どういう症状に悩まされがちかも把握しておく必要があります。目の乾燥によるかすみやかゆみなど、目薬によって対応できる悩みは違ってきます。それぞれの商品パッケージに自分の悩みは大きく書かれているか、どのような原因による症状に対応しているかをきちんと確認しましょう。成分や効き目以外にも、使い心地に関する点もチェックする必要があります。クール目薬など爽快感があるものがいい、1日の点眼数が少ない方がいいなどそれぞれにニーズがあるかと思います。こうしたニーズに応えてくれる、精神的ストレスが少なくできるような目薬を選ぶのも重要です。